カット理論 少しでも科学的に【15】

福井市灯明寺にて、フリーランス美容師のためのシェアサロン(面貸し理・美容室)《ZERBINO NATURA》を経営しております市川です。今回のお話は“カット理論 少しでも科学的に【14】”の続きです。福井の理・美容師さんのクオリティを高めるきっかけくらいになれば幸いです(考え方の切り口くらいにはなるかと…)。

数理モデル

以前にカットの目的の一つに再現性を高めると述べましたが、その再現性を高めるには基準を設けることが大事と申し上げました。ではその基準を設けるためにはどうしましょうか。建築であったり、医薬品であったり、色々なものを作るためには必ず数式があるわけです。そりゃそーですよね、作るたびにクオリティに違いがあっては大変ですから。私たち理美容業界に当てはめてみましょう。数式があれば、モデルが同じであり、同じスタイルを目指すなら、違うスタイリストが施術を行なっても同じスタイルができるはずなのです、口頭で伝えても。それができていますでしょうか?わたしたちは。なんなら、同じスタイリストが次に同じモデルを切っても、同じスタイルができていますか?もちろんモデルも加齢していますから100%は無理でしょう(これが結構言い訳になる)が、限りなく100%に近いものを作りたいですよね。そこで大事になってくるのが数式なのです、放物線もしくはカテナリー曲線の数式のような。再現性を高めることを目的とするならば、数理モデルを構築もしくは既存のものを当てはめて、我々の業界にも落とし込まねばならないと思うのです。福井の理・美容師の皆さん、数理モデルをお持ちでしょうか?

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