カット理論 少しでも科学的に【14】

福井市灯明寺にて、フリーランス美容師のためのシェアサロン(面貸し理・美容室)《ZERBINO NATURA》を経営しております市川です。今回のお話は“ヘアースタイルの〈持ち〉”についてです。

ヘアースタイルの〈持ち〉

よく「長い髪型と短い髪型では、どちらがヘアースタイルの〈持ち〉がいいの?」って、お客様から訊ねられます。どっちなんでしょ?

例えば、短いスタイルの場合、「伸びるまで(うっとおしく感じるまで)、期間が結構あるよね〜。」と捉えれられている方は〈持ち〉が良い!と感じるかもしれませんし、「すぐ伸びてスタイルが崩れる!」という方は〈持ち〉が悪いと思われるでしょう。ということは、お客様の主観?はい、間違いではないと思います。

私見ですが、〈持ち〉も“比率による”と思っていますので、私は後者の意見でしょうか。髪の毛って1ヶ月で約1㎝伸びますから、1〜2㎝ベースのベリーショートなスタイルですと、カットしてから1ヶ月後には約2倍のフォルムになってしまいますし、10㎝までのミディアムなスタイルですと、その伸びは元の長さが10cmくらいの場合、全体の約1/11ということになりますから、元のスタイルからの変化は少ないということになります。

もちろん諸条件によっても違うでしょうが、同じ1cm。それが2倍か1/11倍か、といった具体的な誰にでも伝わるような説明が、理・美容師ならば大事なのでは?ってことなのです。

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